流しの編集屋

ココ数ヶ月の間に何回このようなご依頼をいただけただろうか。
「明日空いてる?事務所に来て編集(+AE)作業を手伝って!」。すなわち流しの動画屋。予約が入れば撮影補佐だろうが編集だろうがモーションデザイン担当だろうがどこにでも出没する河原映像屋とは僕のことです。
このスタイルは、非常に面白くも、気を配る部分も多いのですよ。それぞれの社風にあった制作スタイルに馴染むのにも数時間は掛かりますし、マシンのバージョンがCS6でもCCでもCC2014で、CC2015でも対応できる力が必要です。更には、特殊なプラグインは入ってないか、などなどいろんなことを意識しながら進めています。
でも、何より、楽しい。まずはいろんな方々と一緒に仕事できること。たくさんの新しい人たちから刺激を受けて作業できること。そしてそういう場所には、いつも僕を超えるスーパー映像アーティストが必ず居るので、知財やテクニックを吸収するチャンスがあること。こんな形で声を掛けてもらえるということに対して、本当に感謝の気持ちばかりです。
今日、以前一緒に仕事したことのある方から編集サポートに呼ばれたのは大きな大きな自信になりました。
それにしても、流しの動画屋、気に入ってます。ノートPCとカメラをもって、「へんしゅうややります」と。相変わらず本職わかりませんが、これから頑張ってまいります。

PLC シーケンサー

たまたま今年上半期、制御系なら誰でも触るPLC(みんな大好きMELSEC-F)と大格闘する機会がありまして。
これが面白いのなんのって。シーケンサーラヴです。ラダー図は朝まででも書き続けます。世の中はこうやって出来ていたんだと、この年になってまた世界が広がりました。
思わず自宅でも電気制御関係がやりたくなって、かの有名なイタリアのアレといちゃつき始めました。
こういうとき、小学生くらいの男の子が家にいてくれたら良いのになぁ、と思います。父親の特権を活かして電気工作一緒に触るのに。僕がやってるとただの仕事しない中年です。
仕事に活かそうとかビジネスにしようとかIoTに追いつこうとかセセコマシイことは思ってませんが「好きなことをアホみたいにやってるとたまに人様の役に立つ。立たんでも自分が楽しいからよろしい」というポリシーで遊びます。
 アプリは作ったことあるけど、やっぱり物理的に動くモノの方が僕は好きだなぁ。
 仕事には考えてないとはいえ、モーションや光(画作り)と電気制御、親和性高いよね。当たり前だけど。それを考えるだけでも夢が広がります。

前髪王国の建立

先日、某偉大なる若き経営企画室長から頂いた新規事業案「前髪王国」のスタートアップに向けて必要なものは資金でもメンバーでも情熱でもありません。前髪です。
というわけで前髪を調達しに行ってきました。
以下、美容室の方とのやりとり。
「前髪をください」
「え?」
「前髪をください」
「えーと、あの…」
「仕事で必要なんです」
「そういうご要望には、その」
「プロなんですよね」
「え、ええ、まあ、職業上は」
「せっかくだから流行りの髪型で」
「ですから、整えることと増やすことは別物で」
「眉上バングで」
「聞いてますか人の話」
「早くしないともっと無茶を言いますよ」
「そんな」
「3つ数えたら次は頭頂への希望を言います」
「わーわかりましたさせていただきます」
というわけで出来上がったのがこちら。
調達すべき最低目標に全く到達してません。
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ザ・添削

家族ごとばかりでどうかと思うが、これはさすがに記念写真を撮らざるを得ない。
会う人会う人ことごとく「このシリーズが好きです」と言われる赤字添削シリーズ。シリーズちゃいます。
だが、今回は史上初。昨日、原稿用紙80枚を提出したら、一日で100枚相当の赤が帰ってきた。先日褒められたばかりだというのに。どういうことだ。常軌を逸している(僕の文章が)。狂気に満ちている(僕の文章が)。今日も徹夜です。
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阿頼耶識

阿頼耶識(あらやしき)。
唯識思想により建てられた心の深層部分の名称であり、大乗仏教を支える根本思想である。
http://matome.naver.jp/odai/2139696403124360601
僕が生まれた富山県高岡市福岡町には、この思想をもった僧がインドからはるばる鎖国をくぐって江戸時代中期に新湊経由で渡来したという伝説がある。
かの三島由紀夫の著作「豊饒の海」でも主人公の本多が傾倒する描写がいくつか見受けられるが、いわゆる人間の意識は森羅万象を形作るというこの教えを、その僧はこの地になんとか根付かせたいと願い、福岡町では毎年九月に、その年に採れた野菜を用いて、意識下にある造作を現実のものへと造り上げる全国でも稀有な祭り「つくりもんまつり」が始まった。
そして、この思想を年に一度の祭りだけで伝承するのは難しいと考え、その僧は福岡の地名に「荒屋敷」と名付けることで、万民への思想普及に勤しんだ。
という嘘を思いつきました。福岡の皆様ごめんなさい。
http://ja.wikipedia.org/…/%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82…

BirthDay

誕生日のメッセージ、コメント等いただきました皆様ありがとうございました!
無事なんとかこの歳までやってきました。社会人としての責務を果たしてこれたかは…今ひとつ自信がないのですが。人としての責務なら…いや、それも自信なく、男として…いや、家長として…どれも自信ないけど、まあそれはそれとして。
この歳から改めて、チャレンジに一歩踏み出し、経験したことのない世界に入る予定です。自らもまだまだ成長しながら、後進を育てつつ、またご縁ある皆様と手を取りつつ…と、大人の責任を自覚し、同時に私の近くに居て下さる皆様が期待してくれる「社会の中における私の役割・良い社会を作るために、私でなければ成し得ない役割」を果たしていきます。
写真は、妻より頂いた召し物着衣の儀式です。(妻より裁縫したものを下賜された時は、平民である私は着衣して踊らなければならないという伝統芸能兼家庭内ルールがあります。この時はとンでもない品質の生地を使用したベスト+パンツのため、踊りもZOO並に激しくなりました。時代はFun Fun We hit the step stepです。)
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映像環境構築勘案中

休憩中。自分の映像制作環境を考える。
今は数十万で相当な機材をそろえられる環境とは思うものの、僕がやってきた仕事内容ではなかなか勝手が違って難儀する。
僕がこの会社に来る前、10年近く自宅でやってきたのは、むしろ映像屋というよりエンコード屋。マシン数台を用意して毎日がしがしとエンコードして、カメラのぶれてるところとかNGテイクを抜く、いわば「素材管理・オフライン管理」的な仕事が中心。映像仕事の地味な部分を裏方として引き受けてきたわけだ。しかも時代性もあり、ここ10年はずっとWinマシンで対応してきた。
しかーし、時代は変わり、エンコード屋としてはCodecでProresはいまやどうしても外せない。しかも、待てども待てどもProresはWinに対応してくれない。「腕があれば何とでもなるんだよ」とはいかない業界標準の問題。趣味とはいえ、我が家にあるWin数台を手放して、MacでProresの環境をそろえるだけでも相当手痛い出費になるわけだ。FCPに乗り換えたら、これまでのTrapcodeとかも一から構築しなおしなわけで。そんな金あればGH4や一脚や周辺機材揃えたいぞ。
今回、また仲間たちと楽しい事を始めるにあたって、改めてProresが必要になりそうな気配。うーむ、MacPro買ってしまいたいぞ。一台だけ買っちゃおうかな。(悪魔のささやき)芋づる式にFCPも。
と思えば時代はDNxHDに移りつつあり、しかも4k対応が非対応でまた別のものになりかねないと。追いつくだけでも大変だ。
あと、標準がMac+PremiereCCになりつつあるという嬉しい情報もあるものの、やっぱり機材としてはMacを買わないといけないのね…とじっと財布を見る。
自宅に第二スタジオ完成。というかかみさんの部屋に映像制作ブースをもう一つ造っただけですが。4kには追いついてないですが、5年前位の「枯れた技術」専門ブースとして機能させます。その分僕の部屋は実験室になります。GH4欲しいなあ。
そういってる間に自宅に第二スタジオ完成。というかかみさんの部屋に映像制作ブースをもう一つ造っただけですが。4kには追いついてないですが、5年前位の「枯れた技術」専門ブースとして機能させます。その分僕の部屋は実験室になります。GH4欲しいなあ。