さて、いろんな人とメールのやり取りをやってますが、何故か、おいらの周りにはダメ人間が勢ぞろいしている気がします。
（以下、全員HP持ってますが、リンクは自主規制します）
僕の周りにはかなりの確率で実家寄生組みがいて（おいらも）、その多くがヒッキー入ってます。20代後半になってから芝居一筋の為に会社辞めてバイトで頑張る人なんてのは夢が逢ってバッチグーな部類に入るほどで、人によっては彼氏んちに引きこもってH三昧だったり、いきなりホモに目覚める男がいたり、場合によっては幼女を連れ込みかねない輩も存在します。
なんですか「37」って。なんですか「J禁」って。僕らもう20代後半ですよ。もう30カウントダウンですよ。
そんなことでどうするんですか！！
はい。ごめんなさい。＜僕
と言うわけで、僕を含めて似たような輩がこの辺に勢ぞろいしてます。同じ匂いを嗅ぎ分けるんだろーなー。
そんな中、僕にメールをくれたある1人の友人の言葉。
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もうホントに…駄目なひとでごめんなさい。
どうも私、駄目なカタマリが真ん中にあってさ。
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なんだか、よく分からないけど、しみじみきました。
ダメさ加減の哀愁がこの一言の中にすごく漂ってる気がします。
・わたしの真ん中に 駄目なかたまりが ひとつ
うわなんだか種田山頭火の句みたい。下手な廃人俳人の言葉より、僕はこの人のメールの一言に共感してしまいます。
うーん、こういう言い回しって好きだなぁ。下手な奴が自意識過剰気味に「僕、駄目人間だから」なんていう時の臭みがない。すごく客観的に自分を見つめないと出てこない言葉だと思うなぁ。こういう言葉が平気で使えるのは、全く言葉に無頓着なのか、恥がない人である場合が多いんだけどね。でも、おいらの知る限り彼女は言葉にうるさく、また恥も知っている。だからこそ「それでも使いたい」と思わせる何かがあったんだと思う。もしくは何かからの引用で、ただ駄目さ加減の言い訳であったとしても、この言い訳は何故か許しちゃうな。いや、許すと言うより、共感だな。「うん,その気持ち、わかる」ってな感じの。そう思わせてくれただけでこいつとの関係は何となくオッケー。そんな気持ちにさせる。こればっかりじゃいけないんだろうけどね。
こいつとももう大学一年のときから、八年来の付き合いになるんだなぁ。大学時代はサークルばっかりにかまけてたけど、それ以外にもこれだけ心の中に共有フォルダを作れる（と、おいらが勝手に勘違いできる）人間がいたことをなんだか幸せに思います。お互い駄目人間のままここまで突っ走ってきちゃったね。＜ここまで書いておいて「いや、私はあなたほどダメ人間じゃないわよ」なんて言われた日にゃ一晩中ドナドナ聞きながら泣いてやる。
おいらはおいらでかみさんを養いきれてないし、仕事も失敗してばかりだし…おいらの中にも、駄目な塊が一つ。昔の見栄とか、自意識過剰とか、だらしなさとか、そういうものが長年かけてまとまったもの。
捨てきれない 荷物のおもさ まへうしろ
種田山頭火
-注-
・このお手紙くれたアナタへ。念のためフォローしときますが、自分で言うほどダメじゃないですよ。つうかかなりまともです。もっとダメな人いっぱいいますよ。僕含め。
・「37」は「三村×七原」のことです。「こじけん」や「ひえくら」の仲間と言えばお分かりでしょう。つうか解れ。
・「J禁」は『ジャニーズ事務所や関係者、本人たち、また芸能関係者、同人を知らない・理解出来ない・苦手なファンの子達には一切教えたり、同人誌等をみせたり、同人的な話をしてはいけない』といったようなジャニーズの同人に参加する上での最低限の約束・条件だそうです。
いいえ、僕は全然知りませんが。なんの事ですか？うちのかみさんはV6剛とKinki光一がぴー
・「種田山頭火」は五・七・五や季語といった俳句のルールをぶち破って適当に俳句を作りまくったと言う僕イズム満載の句界のジャイアンです。つうか、それ、俳句じゃねいよ。好きだけど。
・「路面電車のくせに生意気な」と路面電車に挑戦したり、「おまえのものは僕のもの」とただ酒を食らいまくったと言う逸話がありますから、実生活でも山頭火は相当ジャイアンだったようです。
・でも風貌はのびた君です。
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