卒業制作

自分が講師なんていう「恐れ多いにも程がある」大役をさせて頂いて。
それでも、これまでに僕が経験したことを伝えていくのは大人の役目とも思いながら。私塾の家庭に生まれ育ち、パソコンスクールの代表からWeb系学校の広報、先端系大学院のスタッフ、いろいろに役目を変えても、教育の現場を見続けている。並行して、気が付けば新卒時代からずっと映像の業界に携わり続けている。そのクロスする位置が今なのだ、と。

その中でいつだって、一番嬉しいのは卒業発表のときなのです。
Web系の学校に居たときはもちろん、中国語学校のスタッフであったときでも、卒業スピーチだけは休日でも顔を出したし、誰に言われなくてもカメラと映像で出来る限りのクオリティでその姿を残してきた。一言も発音が出来なかった入学者が、最後に中国語を朗々と語る姿の本当に素敵なことといったら。
そしてそれは、作品が残る形の学校であれば、なおさら。

僕が何かの形で伝達したことが、本人の情熱や才能と相まって、こういう形で卒業作品が世に出るのを、自分の子供の記録のように嬉しく思うんです。なんでだろね、自分で作品作るのとまた違って、感涙するんだよね。

BYNDビデオグラファークラス 卒業制作「トウキョウオノマトペ」ご覧下さい。
この作品が先陣を切って公開されましたが、その他のクラスメイトの作品も、素晴らしいものばかりです…。

WORKS|トウキョウオノマトペ | tokyo onomatopée

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