さあ、今日も入学式(ファーストセッション)です(24時間ぶり今年5回目)。
自分中心の説明で大変申し訳ないけど、今日は特別な入学式なのです。
ここまで、自分がカリキュラムを作らせてもらって、また講師を受け持たせてもらって。
そのカリキュラムと僕の授業を受けてくれた方が講師として登壇して、そのカリキュラムと僕の(以下略)な方がアシスタントを務めてくれて、そのカリ(以下略)が運営管理を務めてくれる。
そして今日、僕が居なくても「ALL BYNDER(BYND卒業生)」にて授業が進行して行く。
BYNDにおいて、僕がこれまでただ一人、カリキュラム開発と講師を務めてきて※、当たり前だけど僕がその場に居なかった授業は一つもないわけです。それが2年後に「僕がその場に居なくても美しく進行する」状況になり得たことに、もう、なんだかウルっときちゃうじゃないか。
いや、これ、本当にすごいことなんですよ。組織論としても、ガレージワーク的な属人仕組みから始まって、きちんと「人に拠らない」仕組みに切り替わって行くのって。
そして、何より大事なこと。
こんなに仕組み化が進んでいるにも関わらず、全員にBYNDのポリシーが隅々まで行き届いていること。誰もマニュアル化した仕組みで行動していないこと。まあ、みんな卒業生だからね。それでも難しいんだけど。
大事にするものをみんなが把握し、きめ細やかに蓄積されたノウハウとハイスピードな改善を持ち、慈愛の心に溢れた対応をする。痩せても枯れても20年、社会に出て居たものとして、これは一族経営でさえも困難な、奇跡的プロジェクトと思うのです。
僕は何かをやったわけじゃない。成し遂げたわけでもない。僕はただ思う存分、遊ばせてもらっただけなんだ。
それなのに、こんな経験を、させてもらえるなんて。また人生が楽しくなっちゃうじゃないか。
もちろん、僕は僕で卒業するわけじゃありません。まだまだ拡大して行くこの学校を最前線で引っ張って行くよ!!
あ、そして明日は平日夜クラスの卒業式(ワークスプレビュー)だ。
カレンダーに三日連続で並んだ「入学式」「入学式」「卒業式」を見て、かみさんは「時空が歪んでいる」とのたまわれました。
※話を簡略化して書きましたが、カリキュラム開発も講師経験も、BYNDスタッフの多大なサポートのお陰で出来上がっているもので、決して僕一人の力ではありません。