宴の後

昨日も昨日でまた素晴らしい夜を過ごさせていただきまして。

「やしがに倶楽部 いきなりワンマン / VJ Tasku & Team BYND」
というライブイベントに僕らVJチームが参加するという新たな対バン形式。

僕ら、ですよ。僕らVJチーム、ですよ。
チームがあったのか今初めて知ったぞ。
しかも僕が冠名ですよ。

いったいどうなっちゃっているのでしょう。僕はただ「やってー」と言われて「いいよー」と答えて、映像を流していただけの得体の知れない人間なのに。(でもまあ、お仕事なんて全てそんなもんだと思っています)

それはそれとして。
素晴らしいライブに素晴らしい仲間とともに映像を組み合わせるというこの世界。あまりにも魅惑的で蠱惑。ステージを作り上げる、お客様を一つの空間の中において夢を見てもらう世界。こんなに素晴らしい祝祭に自分が参加させてもらえるなんて幸せの絶頂なのです。

そしてこのVJチーム、僕の授業を受けてくださった方が5名、そして全く別のところで僕が愛弟子として教えていたVJが1名、あまりに勝手知ったる仲間で成立した世界。

僕は、正直この形(いろんな関係性の仲間が一堂に会して一つの目標に向かう)に対しても軽く眩暈を覚えておりまして。
僕は、どうしてもチームプレーができず(あまりにワガママで自分のことしか見えてないダメな中年なもので)、それゆえに社会でも周辺に居続けて、今もフリーランスとして個人で活動しているというのに、どうしてこんなにもたくさんの人が支えてくれるのか。ごめんチームプレーって言っちゃいけない。僕がみんなにサポートしてもらっているだけなのだ。

映画の世界に憧れながら、Web動画を中心に活動するのもそれが理由で。
チームプレーでなく個人技で勝負をする世界に身を置いていて。

VJだってそうだ。もともと個人技で、他者から不可侵な領域で「自分の世界」を作ることで成り立たせていたのだ。

でも、大勢で一つの舞台を作り上げるというこのスタイル、半ば僕は諦めていたものなのに、こんな形で引き戻されてしまうなんて。

そして、楽曲においても、
Other Blue。昨年末にはBYNDにて卒業制作として提出されたPV作品。この作品をフッテージとしてまた僕が上映させてもらう機会をもらうなんて。
Mathematics of .H.S(今勝手に名前変えた)。自分が作詞した曲でリリックビデオを作らせてもらうなんて。
ラストクリスマス。自分がクリスマスツリーになるなんて。

かみさんの手作りの衣装で、自分の作った歌詞で、Ajaさんの素敵な歌声で演奏してもらって、自分で編集した映像を、人前に立たせていただきながら、みんなとともに一つの空間で流せるなんて、ああ、もう、本当に、もう、ああ。

あまりに感動的な一夜でした。そして僕は先週あまりに忙殺されすぎて、前日から当日にかけてほぼ徹夜で仕上げざるをえなかったのもいい思い出です。
WAKANAN他、一緒に行うVJの方々と深夜にLineしながら作り上げてて、「ああ、この和気藹々とみんなでものを作るスタイル、10年前にも横浜でやってたなぁ。僕はこのスタイルが好きでふらっとこの世界にやってきたんだったよな」ということも思い出しました。

そしてバンドについても感動することがたくさんあって。
FunkやFusionに慣れ親しんだ僕にとってはこのテクニカルかつエモーショナルなバンドが大好きでして。ご縁あって近くにいさせてもらってますが、それ抜きにしても僕はこのテイストが大好きなのです。この辺りはまた今度じっくりと。

また一緒に楽しんで、一緒に幸せになりましょう!

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