会社を辞めて今日で2000日目!ハッピーアニバーサリー僕。辞めるときは確実に夫婦心中か、泣きながらの地元戻りか、ひっそりと生活保護を真剣に考えての退職でした。
でも、このまま残ってプライドを傷つけられるなら、その選択肢は取りたくない。子供もいない僕には生活費より尊厳が大事でした。心中を覚悟、許容してくれる人がいて、食わせてやるという人がいて、次の道を作ってくれる人がいて…気がつけば5年、しぶとく生きる神出鬼没の変態紳士です。本当にみんなありがとう。
意外と、人は活路を見出せる。そして、感謝を忘れてはいけない。僕はみんなに生かしてもらって生きているのですから。
僕は僕でふわっと風に乗る。感謝を忘れないということは、同時に過去のことも忘れることを難しくする。あの苦しみを抜け出させてくれた、ということとセットになってしまうのだから…。かと言って恨み辛みで生きるつもりもない。それ自体が執着となり僕を不幸にさせる。
過去のことは、もう良いのです。
さすがに2000日も経てば風化する。そしてそこに泥濘するにはあまりにも僕は楽しく生きさせてもらっている。ふとしたときに「あ、これより先に死んじゃいけないんだった」と思い出すように、風の上からタイミング良きときに大爆弾をお見舞いできる様、ポケットに忍ばせたまま優雅に生きていきます。“Living well is the best revenge.” ―「優雅な生活が最高の復讐である」(ことわざ)(写真と記事に関係はありません)