感謝の気持ちと礼節を持ち、その上でなお芯を持つ

僕は仕事が多い。ご愛顧頂いている。

ご依頼も多い。

そう書くとやっかみも生まれる。

知ってる。

でも、事実だから仕方ない。

上に、ご依頼が多いからと言って僕に能力があるとか

才能があるとか商才があるわけでは決してない。

たまたまニーズに「スポッ」とはまっただけなのだから。

むしろ世の中の潮流が僕の近くに居てくれただけというか。

自分でマーケット探したわけじゃないし、次を探る気もない。

マーケティングはようわからんし苦手です。

来年、依頼がなくなる可能性は大いにある。

来年仕事がなくなったら、やっかんだ方々は言うのだろう。

「あいつは没落した」

「いい気になって調子に乗った」

「そもそもハゲだしな」。

…ここに僕はいつも違和感を覚えます。

仕事が多いからと言って僕に価値があるわけじゃない。

逆に、仕事が何にもないからと言って、僕に価値がないわけじゃない。

僕は僕で文章を書いたり本を読んだり

楽器を爪弾いたりしている自分に価値を感じています。

それは、誰であっても同じだと思っています。

お金を稼いでいる人が偉いわけじゃない。

金持ちだからと言って価値が多いわけじゃない。

(経済市場としては高価値なのかもしれないけど、

そんなもの人間の価値において、ほんのごくわずかです)

とりあえず、人の役に立つことはできてたらいいな、とは思っているけどね。

それによって、自分の承認欲求も満たせて、お互いにありがとうと言って、

しかもおまけにお金までいただけるのであれば、それは幸せなことです。

僕は今、幸せな生活を送らせてもらってます。

でも、明日には明日の風が吹く。

明日、僕が仕事なくなってぶらぶらしてたら、お酒でも誘ってください。

凋落する覚悟はできてます。

その上で、この僕が僕のまま、僕を尊重してくれる方のために、

人様の役に立つことがあれば、頭を垂れてなんでも尽力します。

贅沢ができずとも、飯が食えなくなることはなかろう。

飯が食えなかったらそこまでだ。

自分の生き方を曲げて迎合するよりよっぽどマシな生き方です。

背筋は伸ばしてこうべは垂れて

身の丈以上に大きく見せようとせず

感謝の気持ちと礼節を持ち、その上でなお芯を持つ

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