昔からうわさの「あれ」

あああああ~。やっちゃったよー。


その存在を知ってはいたものの、どこのサイトにあるかわからずに、極力手を出さないようにしてたのに・・・。

 ん?何の事かって。あれですよ。あれ。いわゆる、1・うんこのくさい鳥 2・ダチョウみたいな鳥、要するにこれですよ。はい。その「ダチョウみたいな鳥」レーターって奴を使ってみたわけですよ。わからない方は独自にメールください。どういうものか教えてあげます。使っただけで違法行為になるものなので。でもアダルトサイトとかそう言うんじゃないよ。もっと健全(?)なものだよ。

 で、使ってみた感想。

 すごいね。これはやばいよ。違法行為になるのもわかる。著作権もくそもへったくれもあったもんじゃないね。全データを吸い出して変更してるだけだから、そっくりそのまま残ってるんだよね。なんでディスクのロード時間まで一緒なんじゃ。久々に見たぞ「Disk
Error 07(A,B面逆です。)」のコメント。そんなところまで再現するなや。

 でもなあ、また頭の硬い事言っちゃうよ。これは僕らの世代が持ってる、ノスタルジーとしての「すげえ」と、時間つぶしのゲームだけで、それ以上の感動は無いよね。前にも一度書いたけど、僕らの世代(わあ、この書き方って、オヤジ)って男性大半に、ゲームに対する愛着のめちゃめちゃ強かった時代ってあるんだよね。ゲーム産業の過渡期と少年時代がぴったり一致してるから。「うー、ポートピアって面白そうだけど、コロコロにはチャレンジャーが良いって書いてあるなあ、どっちにしようかな。」って、ゲーム雑誌を読みふけって頭割れるくらい悩んでゲームを選択したり、友達と見栄を張り合いながら「オレ買うよ~。デッドゾーン。」「なんや、おれだってメトロイド買うも-ん。」とか言い合って張り合ったりとかね。小遣いをためてためて買ったゲームがつまらなかったときの落胆とか、「勉強2時間やったらゲーム1時間!」っていう親の目をくぐったりとか、そういったところにやっぱドラマと人間の成長があるわけですよ。ええ、奥さん。クソゲーでも目を輝かせて徹夜でクリアしたりしたなあ。友達とのコミュニケーション、お金の使い方、情報収集、親との戦い・・・。そういう中でリアルタイムにファミコンをやってきてるから、今でもゲームにノスタルジーを感じるわけなんだよね。ただドラクエが楽しいからとか、任天堂のピンボールが良い出来だからとかではゲームってただの時間つぶしになっちゃうわけだ。まあ「己を鍛える」ためにゲームやってる人もいるけど。

 まあ、だから僕にしてみれば「うんこのくさい鳥」レーターは、触ってみて「おお、懐かしいぜえ」なんて言って遊べるけど、それ以上のものではないよね。今の若い世代の人が触っても「それで?」ですんじゃうだろうし。あの混沌としたクソゲーと名作のゴッタ煮の中で育ってきた人が触ってみて面白いものでしかないんだろうな。ikki.jpgfamitekken.jpgこんなにすぽすぽと沢山ダウンロードできちゃったら感動も興奮もないもんなあ。昔のゲームって容量軽かったんだね。このページの容量で「魔界村」一つ入っちゃう。すごいわあ。

 ああでも会社にあったら触っちゃう。「ゴルフ」は名作だなあ。ああ0が切れねえ。ああ4階のババアがやっつけられねえ。ああ青雨城クリアできねえ!ああゴーデス見つけられねえ!ああヤスを逮捕できねえ!ああハートの秘孔をつけねえええ!ああ礼したら一撃でやられちゃったあああ!!!腕が鈍ったよなあ。年だな。

 触っちゃうんだよねえ。コントローラー無いけど十字キーで遊んじゃう。だめじゃん。

 あ、後全然関係無いけど「19」を「ヌィーゼン」と読んだあんたはもうオタク。

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