谷川俊太郎の質問Vol.6

18.一脚の椅子があります。どんな椅子を想像しますか?形、材質、色、置かれた場所など。


 スケベ椅子って言え、っていうプレッシャーががんがんかかるんですが。


 でも実はスケベ椅子って見たこと無いんですよね。ラブホにあるって?いやー、見たこと無いぞ。

 椅子一脚って難しいね。二脚とかだったら落ち着くけど、一脚だけとなると、室内には置きたくないよな。やっぱりだだっぴろい緑緑した草原に、木で出来たこげ茶色の椅子を一脚、とかね。背もたれだけの細長い奴ね。手すりとかは要らない。んで、ちょっと大きめ、なんだか座ると自分が子供みたいに感じる奴がいいな。椅子に抱かれる、つうのに憧れてたりして。あら、マザコン?


 でもゆり椅子とかは駄目ね。やっぱり4本足でしっかり立ってる奴じゃないと。ええ、そこら辺は徹底した男根主義なもので。



 つうか最近思うけど、マッチョ思想とか男根主義とかって、かなりマザコン的要素強いよな。てか、包み込まれる存在が無いと、究極的なマッチョイズムまで耐え切れないみたいね、男って。



 
  19.目的地を決めずに旅に出るとしたら、東西南北、どちらの方向に向いそうですか。


 えーと、南。


 なんだか暑いところへ向かう本能があるみたいです。ぱっと出てくるのは西か南なのね。太陽を追いかける感じで。これもさっきの質問にかぶるんだけど、やっぱ太陽みたいな大きくて暖かい存在に惹かれて、追いかけてしまう習性が顕著に出てるんだろうね。


 その昔、大学時代かな「輔の好きな女性は母親みたいなのばかりだな」と言われたことがあった。いやもちろんこれって僕の母親を指してるんじゃなくって、一般的な意味での母親像ね。確かに、根性座ってたり、肝っ玉大きかったり、寛容な女性って好きなんだよね。背が大きかったりちょっと太ってたりしても(限度はあるが)全然OKだし。むしろそっちのほうが好みだったりして。母性とか、大きな存在に惹かれてしまうのかね…今振り返ると、家という存在に潰されて、親の存在が希薄だったし…まだ乳吸い児の時代を引きずってるのかもしれないね。

て、そんな事自己開示しててどうする。くだらん。


 つうわけで、太陽を追いかけてしまうだろうね。西か南へ向かって。



 
  20.子供の頃から今までずっと身近に持っているものがあったらあげてください。


 

  物持ち悪いからなぁ。ほとんど何にも無いんだけど…。

  強いて言えばノートと本、だろうね。


  昔書いてた日記帳とか、中学時代に書いてた小説のノートとか、未だに持ってるね。恥ずかしくって見られない、って人も多いし、確かに僕もそう言う時期があったけど、今は素直に読めるね。回顧、って言うのとも違って、自分のやってる事を再確認するのには丁度便利な道具だよね。後は…ファミコンとか。未だに60本近いファミコンカセットで時々遊んでるよ。



  ただいまリハビリ継続中。


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