僕の部屋には三人のオッサンが住んでいます。みんな世界的に有名なスポーツマンなのですが、みんなはげちゃびんでビール腹です。はげはともかく、こんな体型のスポーツマンは類をみません。つか、ダーツはスポーツなのでしょうか。個人的にはトランプや麻雀に近い、神経/心理戦のゲームだと思ってます。運の要素は無いけれど。だからビール腹でもいいのです。神経の使いすぎでハゲてもいいのです。即ち僕でも良いのです。
この前ダーツショップに行った時に、店員さんから
「ご自由にお持ちください、って書いてあるんだけど、誰ももってってくれないんですよね。このポスター」
と言われて、兎のような目を向けられてしまいました。
そりゃそうだ。ハゲデブオサーンの拡大写真なぞ欲しがる訳もありません。
そう思いましたが、店員さんが美人だったので、思わずニヤけた面で隙を見せてしまいました。その瞬間、ポスター3枚とステッカー3枚、まとめて束ねられ、「はい。どうぞ。ありがとうございましたー!」と物凄い勢いで渡され追い出されてしまいました。何と言うことだ。どうしよう。
でも喜んでる僕。貼ってる僕。呆れるかみさん。かみさんは「こんなオッサン臭い部屋は嫌だ。」と僕の部屋に入ってこなくなりました。でもこのオッサン、3人とも僕にとってはヒーローです。彼らを眺めながら、毎日ダーツに励みます。その前に仕事しろ。
【淫腹野郎に女蒸す舌具・横浜鎌倉1泊ツアーvol.3】
【元町】
ホテルのチェックインを済ませ、それから元町散策へと出かけます。
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自分で言うのもなんですが、僕は女性に優しいです。ええ。女性の行く先々を文句言わず従ってついていくのは僕の技能の一つです。一緒に楽しく、ショッピングを演出するのはどちらかと言えば得意な方でした。ええ。ホントだって。
でも元町通り 全店制覇(休憩なし)はしんどかったです。
確かニットの上半分を探しに行ったはずなのに、なんでかばん屋から眼鏡屋から小物屋から全てに入らないといけないのでしょう(ans.女性だから)。いつもはすぐに疲れた疲れたと言うのに買い物に限ってものすごいバイタリティを発揮するのはどうしてでしょう(ans.女性だから)。途中で足が疲れたといって休憩するのではなくもう一足靴を買うという行動に出るのはどうしてでしょう(ans.女性だから)。そしてその金額を僕が払うのはどうしてでしょう(ans.亭主だから)。
さすがにくたくたになりました。元町の端から端までいって、もう終りかと思ったら、結局お目当てのものは元町に無いと判断したらしく、その後はみなとみらいクィーンズイーストまで行ってビルを散策。実に閉店までじっくりと買い物しました。男にしたら既に一年分以上のウィンドウショッピングをした気分です。すいません買い物が得意なんて嘘でしたもう勘弁して。
旅先の買い物は大変です。女性の目が狼になります。みなさんカップルや夫婦で旅行する時はご注意を。