異議あり!

 僕の友達にはゲーム好きが多いわけでして。



 最近はとんと御無沙汰してるゲーム(ココで言うゲームとは、いわゆるテレビゲーム…て、この言い方自体が古い?)ですが、一昔前はそりゃもうやりまくりました。て、ココを見ている僕の知り合いなら言うに及ばずでしょう。小学4年でファミコン発売、中学1年にドラクエ1,2、高校1年でスーパーファミコン登場とくれば、こりゃゲームしないわけには行きません。朝から晩までゲーム漬けな青春時代を送っていました。寂しいって言うな。その時はそれですごく幸せだったんだから。ゲームやってりゃ幸せ。一生ゲームして暮らすんだろうな、と若い頃は思ってました。



 ところが大学に入ってから、とんとゲームに触らなくなりました。時々友達と一緒に遊ぶくらい。まあ、友達と酒飲んだり女の子追っかけたり、そっちの方が楽しかったわけです。刺激を克服するには更なる刺激。やっぱり、いや、その、やっぱり人生「触れて、感じて、いけ」な訳ですよ。ふれて感じてイけるものの前にはゲームなんてやってられません。所詮僕のゲーム愛はそんなものでした。


 プレステ辺りからはあまりコントローラーにも触らなくなってたな。ファイナルファンタジーも7以降やってないし。ドラクエに至っては5をクリアしたのが10年前。それ以後全くやってない。つかドラクエとファイナルファンタジー全盛の頃以降のゲームは全然知らない訳です。たまに触っても「ドラキュラ」とか「メトロイド」のリメイク版。もう全く付いてく気力もなくなってしまいました。気が付けば10年以上、ゲームの世界からはご無沙汰してます。(その間、ダビスタだけは気狂いの様にはまりましたが、あれは、まあ、ゲームつうか、別のブロックに片付けたい気がします。)


 そんな状態ですから、至極当然ながらゲームに関する情報もほとんど入ってこなくなるわけでして。





 2年ほど前でしょうか。僕の友人のサツキちゃん(仮名、つかHN)から、「今ゲームにはまっててさ。逆転裁判って言うの、面白いよ。」と言うお話を聞きました。まあ、元々ゲーム好きな彼女ですから、新しく面白いゲームにはまることもあるでしょう。うむうむ。


 その半年後、彼女の友達であり且つうちのかみさんの友人でもある深雨さんとお会いすることがありました。全然別の理由で会ったのですが、その時ちょうど彼女も逆転裁判にはまっていたらしく、これがまたものすごい勢いで逆転裁判の面白さを語ってくれました(目の前にGBAを出して実演しながら)。あらら貴方もはまってるんですか。こりゃまた勢いのあるゲームだな。


 で、またその半年後、今度は上記二人とは全然関係ない大学時代の同級生と旅行に行くことがありまして。大学同期の仲間、司法試験受験中のTakさんも一緒に参加して、いろいろとお話しました。「いやー、なんていうのか、逆転裁判、面白いわ。」あなたはリアルでその世界に行くところじゃないんですか。こりゃまたあちこちに伝染する人気ゲームだな。


 で、この前ですが、ちょっと実家に連絡することがありまして。

 たまたま両親が揃って酒を飲みに言ってた様で、結構へべれけに酔っていた母親が電話に出ました。「元気?ああそう。それよりね、逆転裁判ってゲーム面白いわよ。」あなたは息子よりゲームですか。つかここまでいろんな人間をとりこにするゲームと言うのも珍しい。相当面白いのでしょう。母と弟(23歳)がGBAを取り合って逆転裁判してるそうです。あまり想像したくない図ですな。

 このとき、母の側には父親も居りまして、「23歳の息子と30歳の息子と50歳の親が揃ってゲームの話か…」と呆れておりました。


 うちの父親はいわゆる学習塾の塾長です。ゲームに対して理解はありますが、さすがに30歳と50歳がゲームの話で盛り上がってるのは見ててどうかと思ったようです。




 しかし




 
 


 ブルータスお前もか




 知人友人親類縁者みなゾンビになるように逆転裁判にはまっていきます。これ、大分古いゲームじゃないの?まあ、面白いゲームに古い新しいは無いんだろうな。これだけ周りの人がはまり、薦めてくれるゲームはなかなか無いです。今度中古屋で買ってやってみよっと。

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