豚しゃぶ　うまい

　生きる事は「楽しく食べること」「楽しく眠ること」「楽しく行為すること」と信じて疑わない僕は、プリミティブ行為に糸目をつけません。生き物であることを全うしたいのです。
　と言うわけで、食べ物にもこだわります。
　誰だそこで「ジャンクフードマニアのクセに」と言ってる奴。正座。
　ジャンクフードも好きですよ。ええ好きですとも。てりやきマックと焼きそばUFOで僕の身体のお肉5kgにはなっていると思います。でもそれは三食のご飯と別に食べるものでして。三食食べる以外にジャンクフードを食べるのです。彼らはおやつであり、食事とは別物なのです。
　女性の好みもどちらかというとジャンクな（略）それはさておき、先日実家から「鹿児島産黒豚」が送られてきました。

　豚しゃぶ。美味い。美味すぎる。幸せである。
　
　
　おいしいものを食べるという事を意識し始めたのは本当につい最近、３３歳くらいになってからだと思います。それまでは、本当に「量」「濃味」「肉」のキーワードがビッグワードになっており、自分の中のサーチエンジンでは「おいしいもの」を検索するとひたすらジャンクフードが上位に並びました。
　
　
　でも、年を重ねていくにつれて「ジャンクフードのほかにも美味いものって世の中あるんじゃね？」と気がつき始めまして。気づくの遅いって？
　
　
　特にわが実家は富山。美味いもの生産量で言うとあそこは天国です。
　こんな立地条件を使わないで生きてきた馬鹿さ加減に、改めて反省しまして。
　実家暮らしの頃、家で出された刺身を残してマクドナルドを食べてた１７歳の頃。その根性を叩きなおしてやりたい。小一時間説教したい。その炭水化物が今の僕のわき腹にわき腹に
　
　
　と言うわけで。
　同じ金額でも実家から美味い魚や肉、野菜を（時々ですが）取り寄せるようになりました。
　米も富山産の米を使い始めてます。
　みそも当然「雪ちゃんの日本海こうじみそ」です。みその味は家族の味になるので、かみさんとも論議を重ねましたが、やはりコレが一番美味いと落ち着きました。
　
　
　不思議なもので、良い物食べると、身体も元気になるもんですね。
　睡眠は言うまでも無く天才的な睡眠能力を誇る僕です。そしてフルスタンダップな毎日。うーん完全なプリミティブ欲求。完璧すぎる。完璧超人じゃないですか。後は髪の毛とわき腹と頭脳と運動神経と人格と顔が残念な状態なのを何とかすればいい訳ですね。うるさいだまれ。
　で、結論としては、黒豚しゃぶしゃぶめっちゃおいしかったです。また今度食べます。
　でも夫婦二人だと量が多すぎるのでちょっと大変。
　今度またやろうかと思いますので、誰か一緒に食べてください。
　僕友達少ないので。