胃カメラ飲みました。

 先日、生まれて初めて胃カメラのみました。
 2年ほど前にも飲むか飲まれるかという瀬戸際がありましたが、今回ついに飲んでしまいました。
 先日の人間ドックにて潰瘍っぽいものが発見され、精密検査必要!という返事をもらってから2週間、改めて病院へ行き、胃の中を検査することと相成った所存でございます。
 朝9時に病院に入り、胃を洗浄する薬を飲んだ後、ベッドに横に倒されて・・・
 口元には噛み切れないマウスピースを取り付けられ、粘液を塗りたくられたチューブをのど奥までぐんぐん押し進められました。
 感想。気持ち悪い。
 こりゃ気持ち悪いわ。人間の身体で感じる感触全てを感じて人生楽しく生きていきたいと思っているプリミティブな僕ですが、この感触は初体験でもうおなか一杯です。いや冗談抜きで。カメラから胃を膨らませる空気が出てくるため、パンパンになりました。
 しかもねっころがった僕の目の前にはモニターが置いてあり、自分の胃の中を見て冷静に「案外綺麗なもんだな」「自分の体内とは30年以上一緒に暮らしていながら、見たことないんだよな」なんて考えてました。
 ええ、その間もひたすらえづきながら、不思議な感触と格闘してました。
 検査結果「逆流性食道炎」 だそうです。
 いやいやいや、そんな大変な病気じゃなく、ただ胃の栓がちょっとゆるくて食道に逆流してるため、食道が胃酸でやられちゃってるみたいなのです。
 なるほど。僕は姿から生き方までだらしなく緩んでいるだけでなく、体内までもだらしなく緩んでいたわけだ。そりゃそうだ。なるほど。
 と言うわけで、ねるねるねるねにそっくりな2キロ以上もある飲み薬(一か月分)をもらい、日々ドリンキングしながら次の検査を待ち続けています。でももうカメラは飲みたくない。いーやーだー。

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