千鳥が淵散策

 武道館行ったぞ。
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 と、リンクを貼っておいてなんだが、武道館に用事があっていってきた訳ではない。
 たんなる花見散歩、物見遊山と決め込んで、軽装ひとつで遊楽坊主と参りました。
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 東京に住んで(ちょっと嘘。千葉だけど)はや18年。人生の半分を花の都大東京での生活、上京物語の親不孝モノとして暮らしているおいらではあるが、そのほとんどを引篭もりとして暮らしているので実は都内の花見処を全然知らぬ。花見処はおろか歓楽街や有楽街も全然知らぬ。わはは。誰か連れてけ。
 そんなわけで、自分の定期券通勤内、更には学生時代の徒歩圏内に、こんな花見処があるというのは全然知らなかった。
 今日はまだ花見をするには底冷えのする天候で、絢爛花を見ることはできなかったけど、それでも広い公園内をふらふらとかみさんと二人で散歩する中で、また夫婦会話を楽しんでまいりました。
 丁度今日は卒業式日和。
 千鳥が淵内、武道館では明治大学の卒業式が。
 いや、大学の卒業式といえば、僕は本当に申し訳ない親不孝ものでありまして。
 情けない思い出に胸をえぐられて参ったのでございます。
 ご存知の方はよく存じておりますが、不肖山本は大学に5年行っております。はい。ええ。単純に留年でございます。仏語を一単位落としての。
 3月、卒業証書発行の日まで全然そんなことは露知らず、卒業見込みが出ているので当たり前のように就職活動をし、内定を取り、あまつさえ発表の翌日からはタイに卒業旅行に行く予定となっておりました。
 更には卒業を喜んでくれた祖父母。卒業式にお招きし、家族総出でお祝いと相成る予定でございました。
 ところがぎっちょん、蓋を開ければ仏語の試験で赤点をとり、卒業見込み取り消し、親に超絶ヘッドバンキングで詫びを入れ、で翌日からタイに飛び立ってしまったため、計画的犯行とまで疑われてしまいました。いや、本当に、自分でも想像してなかったのです。嘘じゃないんです。
 ともあれ、本当にこの事は今でも心に悔いているのです。
 祖父は一昨年に他界し、この代わりの孝行をできなかった責めは背負っていかないといけないと思っております。はい。
  そんな中、唯一の救いは、内定をもらっていた会社が「卒業なんかどうでもいいから、4月から来い」と行ってくれて、ちゃんと働かせてくれて、あまつさえ卒業まで授業の時間を勤務からはずしてくれたこと。新卒時代の会社にはいろんな意味でお世話になり過ぎております。
 卒業決定の段階で、真っ先に社長にお礼を言いました。
 そんな訳で、履歴書を見ると、97年4月から職歴開始なのに98年3月卒業という僕らしくもややこしい人生履歴を残しているのでございます。
 あまり人前で吐露する話ではありませんが、まあ、隠し立てるものでは無し。
 そんなわけで千鳥が淵を散歩し、未来科学館を堪能し、帰りは大手町で博多水炊き地鶏を食し、自宅に帰ってDVD鑑賞。まあ何たる満喫休日。花粉さえ無ければ本当に素晴らしい一日でした。びえくしょい。
 語りたいことは他にもいろいろあるけれど、とりあえず今日はココまで。

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