ルネッサンス情熱

   るねー、っさ~んす♪じょおねつ~♪ ぼーくのこのてーは~♪



 いつもー、ナニかー、さがし~、も、え、てる~♪





 と、いつもながらにごく一部にしか解らない局地的ネタで盛り上がるオタクサイトX-10の山本ですどもこんちは。



 最近、国安わたるって歌手が気になってます。ええ、全然マイナーな歌手なんですが、結構良い歌を出してます。何より、非常に声が優しく暖かい方なので、疲れたときや癒しが欲しいときにオススメです。



 多分名前を聞いた事がある方も少ないと思いますが、上記の歌「ルネッサンス情熱」を作曲した方なんです。そう、わかる人はピンと来たと思いますが、あの伝説のアニメ「ミスター味っ子」の主題歌です。



 つうか中森明菜の「ジプシークィーン」を作曲した人、と言った方が解りやすいかもしれませんが、そんなもん知りません。



 おいらアニメが嫌いなもので、ほとんどアニメ番組を見てないんですが、この「ミスター味っ子」だけは高校時代毎週欠かさず見てました。なんでか自分でもわかりません。ええ、何となく見つづけてしまったんです。その時は全然意識無かったんですが、先日久々に聴いてみて、彼の声にはまりました。



 いや、マジで良い声です。長瀬愛の声も良いですが、同じくらい和みます。今聞くとちょっと古めかしい、80年代的な暖かさなのですが、その温もりが非常に心地よいです。日本の歌謡曲からこんな温かみが無くなって久しい気がします。うーん、ほんと、巧い歌い手は多いけど、こういう優しい歌声ってあんまり聞かないなぁ。これが時代なのかなぁ。



 そう、最近暖かい声ってあまり聞かないんですよね。みんなすごく巧くなってるのに、人の心を忘れてしまったと言うか、その、優しさを感じる、心で感じる声って少なくなった気がします。

 舌使いとか腰の振り方とかは以前より全然テクニシャンになってきたのに、恥じらいと言うか包み込む暖かさが減少してきた気がします。プレイ内容は充実してるんですが、暖かさ、優しさを忘れていないでしょうか?企画モノもいいでしょう。オムニバスもいいでしょう。校内写生シリーズもいいです。宅配コギャルシリーズもいい。人間廃業?大いに結構。でもね、やっぱり最後は暖かさを求めてピン(女優モノ)にたどりつくんですよ。ええ、人間やっぱり優しさが必要なんですね。一人の女優を舐めまわすように包み込み、温かい目で優しく視姦見守ってあげたいんです。やっぱり人間ですから。優しさを大事にしたいんです。おい僕こんな良いことを言ってるのになんだその目はコラ。



僕はパソコンスクールの講師です。

●要Inetrnet Explorer



プルルルル

「はい。パソコンスクール・ジャスティヘッド、電話Q&A担当のジャマ本でーす。」

「ああ。ジャマ本さん?あのー。以前そちらに通っていたモノですが。」

「あ、お世話になっております。すいません、お名前伺ってもよろしいですか?」

「ギルバートです。」

誰だよ。

「ああすいません。最近ボケちゃって…宮下ですじゃ。」

「ああ、宮下さんですか。ご無沙汰しております。今日は、どうされました?」

「ふぁっふぁっふぁ、パソコンの使い方すっかり忘れてもうて、恥ずかしいんじゃが…」

「どんな相談でもお答えしますよ。なんでも聞いて下さい。」

「いや、もう、ワードとかエクセルとか言うレベルじゃなく、初歩の初歩なんじゃが…」

「ええ、ウチは電源の入れ方から何でも説明しますよ。大丈夫ですよ。」



「VBで陰線処理した三次元曲線ってどうやって書くんじゃったか。」

なめてんのか。



「やっぱ線香で焼ききるんですかねぇ」

そりゃ陰毛処理だろ。

「このIT時代になんで線香を使ってねぇ…」

聞いてねえのかよ。

「ああすんません。本当にねぇ。ボケちゃってて…」

「…ええ、で、どうされたんですか?」



「最近体が震えてきてキーボードが叩きにくいんですよ。」

病院行けよ。



「もう年でね、電話しててもこんな感じでぶるぶるしてしまって、大変なんじゃよ。」

「タグで表現するなよ。」

「ワシの苦労を解ってもらおうと思ってな、ジジイながらに考えてみたんですじゃ。」

「解ったからやめろ。で、病院行けよ。精神科に。



「うう…ジジイだからってそんな差別するのか…ワシはただ、パソコンの使い方を…」

「ああすいませんすいません。で宮下さん、どうされたんですか。」

「ギルバートです。」

「…切りますよ。」

「ソルトレークはユタの州都ナンダ-ヨ」

「そりゃデリカットの方です。ケント違いだ。」

「ぶひゃひゃ。これが本当の、見当違い!ぶひゃひゃひゃ!」

「…切りますね。」

「ああスマンスマン…もうボケも極度に進んでなぁ。大変なんじゃ。」

「ボケ違いです。」

「それでな。Eメールっちゅうモノをしてみたいのじゃが、どうすればいいんじゃ?」

「メールですか?お友達に出されるんですか?」

「いや、ネットアイドルのAMIちゃんにな。」



「…そうですか。」

「下半身は二十代じゃよ。」

「聞いてませんよ。」

「行くぜマイコックス。刻むぜ 200bpm 僕のアンダーボディ」

「刻まなくていいです。聞いてませんて。」

「そゆこと 言う? 連れない YOU? もしかして イッツ ジェラシー?」

「いや、あの、ライムまで刻まないで下さい。



「僕の ライムに ステップ つけると こうなるぜベイべ。 ユーもどうだい?」

「いや、あの、イイです。」

「そんなこと言わずにやってみな。クールでイカスゼ。ライクアHIPHOP育ちだYO。」

「そ、そうですか?」

「オラ ジャマ本さん セイ YEAH! YEAH! スタンダップ!ミスタージャマ本!」

「あ、ああ。YEAH! YEAH!」

「ホラ もっと ステップ刻んで! もっと もっと モアレッツダンスウィズミー」

「YEAH! YEAH! …楽しいっすね。」

「そうじゃろう。そうじゃろう。もっとスピードアップ!」

「YEAH! YEAH!」

「ふぁっふぁっふぁ。そうじゃそうじゃ。頑張れ頑張れ。」

「YEAH! YEAH!」

「どうじゃ。疲れたか?」

「ふう、ふう、疲れました。大変ですねぇ。」

「まだまだじゃな。もっと修行しなされ。」



 ガチャン ツーツーツー









●Respect for SHOT BY SHOT
& 2:07PM

白デー

<言い訳>



 花粉症でしんどいです。



 困ってます。甜チャとか薬とかがぶ飲みしてるけど体が「もうだめぽ」と言ってる間はどんな抵抗も無駄だったり。花粉症対策ってどうしてます? 帰ったらうがいするとかべジタボーを沢山食べるとかいろんな技があると思うけど、今日明日中にすっきり効く方法はないですか? もう死活問題です。誰か教えてください。教えてくれた人には山田くんに頼んで座布団あげます。2枚くらい。



   今日中に直ったらね、ホワイトデーのお返しをかみさんに上げようと思ってたんだけど、生憎鼻水ずるずるーで喉ひりひりーでこんな声でプレゼントをあげても伝わらないなーと思ってね、来週まで延期することにしました。ほら声って大事じゃない。プレゼントってやっぱり気持ちだしさー。何をあげるかじゃなくって、気持ちを伝えなきゃ。こんな状態だと、気持ちが伝えられる自信がないから、ね。だから、来週まで、延期なの。多分。きっと。でね、来週も花粉が飛んでたら、その次まで延期なの。全て気持ちのためなの。

 わぁお僕ってかみさん思いだなー。





</言い訳>

Hard Days Night

 金沢行って七尾行って帰ってきたら疲れた。ぷはー。



 最近、あちこち行って作業するのがだいぶしんどい年になって来ました。

 でも3月は金沢の現場整頓と引継ぎと研修と引越しが待っているので、結構大変です。今月は後、北陸~東京~岡山~北陸~岡山~東京~北陸、をあと20日間中にこなさなければなりません。ばたん。きゅぅ。



 とはいっても、今までもこれに近いハードスケジュールを何度もこなしてきたなぁ。今回は今までに比べたらさほどでも無いかな、と思います。





 —今までで一番のハードスケジュール—

 2000年某月の一ヶ月間

 ・パソコンスクール彦三校の運営

 ・パソコンスクール七尾校の開校

 ・パソコンスクール彦三校の運営

 ・パソコンスクール四十万校の開校準備

 ・嫁さん(その時はまだ彼女)を実家に連れてくる

 ・気がついたらとんとん拍子

 ・気がついたら後戻りできない

 ・パソコンスクール四十万校の開校と運営

 ・翻訳学校の講師をする

 ・東京へ行って大学時代から借りてた部屋を引き払う

 ・家賃から銀行から全ての手続きを一日で行う

 ・その晩は飲み会

 ・次の日朝一の飛行機でかみさんの故郷、愛媛へ

 ・かみさんの親に初の挨拶といきなり婚約

 ・そのままかみさんの下宿を引き払いと大掃除

 ・東京に戻って免許の書き換え

 ・寝台で石川に戻り彦三校四十万校の運営

 ・金沢の下宿を探す

 ・翻訳学校の講師をする

 ・気がついたら車も買う

 ・1日で車即決。試し乗りもなし。翌日納車

 ・金沢の下宿も決定。引越し行う

 ・パソコンスクール講師募集して面接

 ・一人雇い入れて研修

 ・合間を縫って婚姻届提出



 と、まあこれだけを約30日でこなしました。あん時はマジで死ぬかと思った。通常作業に加えて2教場開校と納車と東京・愛媛・石川の3箇所引越しと翻訳学校の講師と部下の育成と婚約挨拶と結婚だぜ。なんでまとめて起きるんだこんな事が。



 それだけならまだしも、翌年4月になってからも



 ・三重県のかみさんの親族に挨拶

 ・なぜか法事の席で

 ・パソコンスクール彦三校と四十万校の運営

 ・結婚披露宴の準備

 ・なぜか新郎の僕が司会と裏方とスライド作りをやる

 ・パソコンスクール彦三校と四十万校の運営

 ・結婚披露宴。やっちゃった(色んな意味で

 ・翌日はヒロポンと取締られ役と遊ぶ

 ・そのまま愛媛に直行。愛媛の親族に挨拶

 ・その時点で初めてかみさんの妹と対面

 ・あわただしく戻って仕事開始

 ・地元の祭りに参加。深夜まで盛り上がる

 ・車ぶつける

 ・デザインフェスタに出展、東京まで家族一同強行軍

 ・車ぶつける

 ・パソコンスクール泉校開校



 この時もこの時で披露宴と親族挨拶2回とイベント出展と祭り参加と1教場開校と車2台破損死にたくなりました。どうして僕こんなハードワークなの?前の会社でも東京~天草島~佐賀~広島~愛媛~若狭~新潟~千葉~東京/2Weekとかあったけどさ。もうしんどいよ。年だよぉ。



 ま、でも今回のは自分の身一つだしね。かみさんを連れてあちこち行く訳じゃないから、披露宴とか婚約の時に比べたら気持分楽かな、と。放浪作業は年とともに卒業したいです。安定を望みます。家内安全、商売繁盛が大事です。かみさんと落ち着いた生活をしたいです。















 こんな良識的で気弱なパンクですが、

共にパンクバンドしたい人いませんか?

持病

 さて、仕事も決まり、ようやく夫婦揃って安定した生活が出来そうな気配が出てきました。



 今まではやれ会社の仕事だ給料少ないだナンダカンダといろいろ鬱屈した毎日を送ってましたが、久々に明るい兆しが見えてまいりました。本当の闘いはこれからだぜ。長い間応援ありがとうございます。山本先生の次回作にご期待下さい。次週からは桂政塚先生の「電影少年」が連載され(中略)。





 うおっほん。



 生活が安定してくると(まだしてませんが)、持病が再発してきて大変です。







 バンドやりたい。





 ええ、もう、なんか、鬱屈するものが溜まりすぎてるので、なんかこう思いっきりやっちゃいたいんです。楽器を持って騒ぎたいんです。ギターをテレビカメラに叩きつけたり、火を吹いたり、空を飛んだりしたいです。違ってる言うな。大学生の頃のQueenやTMNetworkやミスチルや米米やTスクウェアやRippingtonsやタケカワヒデユキや合唱曲をコピってた時の衝動が溢れ始めてます。無節操言うな。やりたい。ああやりたい。やりたいやりたい。高校生の青い性の様にほとばしってます。とは言っても僕ももうイイ大人なので、大学生の頃みたいに頑張って練習して良い曲を良い演奏に仕上げるには仕上げたのか?、こう、まあ、なんつうか、体も技術もついていかないのが実状です。







つうわけで結論。







 パンクバンドやりたい。



 僕の中で時代はパンクです。ええ、練習をしないでライブに出るのがパンクです。唄わずにアジるのがパンクです。酒と煙草で放蕩しながら生活するのがパンクです。つうわけで、適当に出来そうで、やってる人だけ気持ちよさそうだと言う理由でパンクバンドがやりたいです。





 バンド名も候補が幾つか出てきてます。僕の中で。脳内で。ドーパミンで。ニューロンで。



 ・炸裂ボンジョルノ

 ・顔面立花隆

 ・早漏天狗

 ・フォトチョップ

 ・ゴルゴ64

 ・禿モンティ





 昨日の影響をもろ受けてるのがモロばれですが、僕のパンクロッカーになりたいという気持ちは本物です。時代はこれからパンクです。信じてください。この僕の目を。ほら。



 と言うわけでメンバーも募集します。個人的には僕以外全員女の子で、水着審査オーディションしたいんですが、それでは誰も来なさそうパンク魂に反するので、しぶしぶ男からも募集します。



 募集条件は

 ・パンクな奴

 ・でも従順な奴(僕に)

 ・金持ちな奴。

 ・チケット代全部払える奴。

 ・練習代も全額払える奴。

 ・呑み代も全部払える奴。

 ・僕を養える奴。

 ・僕よりぼけ

 ・僕よりはげ

 ・僕より早漏

 ・人前で脱げる奴

 ・楽器はどうでもいいです。



 募集人数も規定しません。SlipKnotみたいに大所帯になるのもいいですね。各々好きな楽器を持って参加してもらいたいと思います。あ、でも、縦笛吹ける人は即採用です(パートは「ジャガー」)。因みに、バンドのコンセプトは、僕が気持ちよくなるなので、そこだけ注意してください。僕が気持ちよければ何でもします。ライブの真っ最中に裸になるかもしれません。ギターの奴にいきなり咥えさせるかも知れません。そんなのもアリです。全て僕の気持ちよさのためです。発射もアリです(僕だけ)。覚悟してください。僕の迸る濁りを受けとめられる奴のみ参加してください。避けようと思っても無駄ですよ本当に早いから。



 僕がどのパートをやるかも、その日の気分で僕が決めます。楽器なんか弾けませんが、弾けなくてもパンクは出来ます。伝説のパンクロッカー、シド・ビシャスはプロになってから初めてベースに触りました。大丈夫です。目指すは21世紀の遠藤ミチローです。頑張ります。







   今日からメールでメンバー募集します。どしどしご応募下さい。



 いいか!いいのか?もしも本当に、本当に来たらやるぞ。やっちゃうぞ。いや、来なくってもやるかも。やりたい。覚悟しろ。







 つうか







 どうして安定した生活を自分から壊そうとするんだろう僕?


れげぇ

 古いネタですが。



 ●レゲーのタイトル前後組み合せ選手権

 ●Part2



 僕と同世代なら楽しめるのではないかと。



 僕はひたすら笑い転げてました。会社で。ばれないように。ひくひくと。



 笑ってはいけない環境でこういう一発ネタもの読むといつも以上に面白く感じるよね。笑えない抑圧が余計に過敏に笑い反応させると言うのか。腕をベッドに縛って身動き取れなくするといつもより盛り上がるあれと同(中略)挿れそうなんだけど挿れないでじらすと余計濡れてくるあれと同(だから中略)発射寸前で寸止めすると更に固くなるあれと同(絶対中略)僕、寸止め出来た試しないんですが



 えーと。



 前に夫婦で眼科の医者に行ったんです。診察を待つ間、待合室に「VOW」が置いてあったので何気なく手にとりました。



 いや、VOWみたいな一発芸モノ、結構好きなんですよ。上のレゲーもそうだし。何となくツボにハマって止まらなくなるんです。



 待合室って、結構静かなんですよね。で、季節柄、花粉症なのかな? 5,6人くらい待合室に老若男女がまってたんですよ。みんな目が痛いのかなんなのかで、ちんまりと俯いたまま、おとなしくしてたんですね。当たり前ですが。



 そんなところでVOWを読む夫婦。

 僕「…ふっ(鼻から息が漏れる音)…なぁ、…これ」

 かみ「え?……ぱっ…」

 僕「(笑うな!の意味でかみさんのひざを叩く)…っ、っ、っ、っ、(声が出ないんだけど、笑ってる様子)」

 かみ「…ぶ、む、く、く、」



 静かな診察室の中、仲良く肩を並べて振るわせる夫婦。すっげー変な顔で見られました。つうか診察室に、「女性自身」とか「あかずきんちゃん」に並べてVOW置いとくなよ余計涙止まらなくなったじゃねえかオイお前のところは鬼か西川眼科



 えーと、何はともあれ、上記のレゲー見てみてください。面白いから。


Moma

 そうそう、今年の正月にねぇ、かみさんとMoMa見てきたんですよ。結構感銘受けて来たような事言ってたくせにネタにしてなかったな。



もま



 面白いから行ってみて…と言う前に、もう閉会しちゃってたね。僕は最初に一人で見に行って、面白かったので翌日にかみさんを引っ張り出して行ってきました。うん、何回でも見る価値あるわ。



こういう現代美術とか抽象画とか結構好きでね。よく解らんくせに。でも愛するミロ様とかデキリコ様とかデュシャン様とか、昔から大好きな作家の作品が一堂に会してて、楽しかったっす。



 なんつーか、写実派とか漫画の絵とかアニメ絵とか実はあんまり好きではなくて、こういう絵に昔から魅かれちゃうんだよね。「何が描写してあるか」が主目的ではなく、「何が描いてあるかはさておきこの僕の情念を浴びよ!」っつうオーラを発する絵がね。技巧が情念、エネルギー発信の手段となってる作家の絵が好きなわけ。そうするとどうしても抽象画っぽい絵の方が好きになっちゃうんだよね。一枚の絵に思ったことをとにかく叩きこむ(もちろん裏打ちされた技術あってのものだけど)、ってのは、音楽でいうフリーセッションに近いものを感じてさ、見ててぞくぞくするんだよね。あ、もちろんフリーセッションとかジャズとかも大好きだし。要は他の人のエネルギーとか情念とかを押し付けられるのが好きなんだろうね。自分もエネルギーを鼓舞されるから。マッチョイズムと言うか「僕をみてくれー」っつうヴァイタルアピールと言うか。



 いわゆる僕のすんごい濃いのをぶっかけてやるぜぐえへへへ系の絵画が好きなんだな。こっちもその気になるから。



 その意味で言えば、僕の一番好きな作家は後期のピカソとかダリとかゴッホとかのどマッチョ全開の作家たちになりそうなんだけど、ここが僕のひねくれ者たる所以で…(まあ彼らも好きだけど)。どマッチョイズムが見え隠れしながら、でも外面はクールを装う捻くれマッチョ作家(例:デキリコ、ブラック、ウォーホール)とか、ただ好き放題書いてるだけなのに、何時の間にか1000万パワーを越えてしまってる先天的マッチョ作家(例:ミロ、岡本太郎、デュビュッフェ)とかが好きなんだよねぇ。ただのマッチョではモノ足りんのよ。まあ、彼らの絵を家に飾るのは…ねえ、こっちの体が持たなそうだけど。



 如何に現実を確実に描写するか、ってのは確かに絵の基本であり、デッサンの根本をなすものだとは思うんだけど、風景にコピーした絵を見ても「はぁ、巧いねぇ」くらいしか感想がいえないんだよね。今ではカメラっつう道具もあるわけだし(いや、絵画でしか表現できない描写があるのもわかるけど)別に絵描きになるつもりじゃないし、巧い人のを見て勉強するつもりも無いしね。巧さに感動する事もあるけど…でも、テクニック的な面で見たら、現実描写を超えることが無い気がするし、その意味では絵で「巧さに感動」する事って少ないなぁ。音楽では結構あるけど。



 で、このMoMa展、何を描いているのか解らん様な絵が沢山置いてあるわけですが、それでも楽しいんだよね。絵そのものから「これでもか」っつう情念というかエネルギーが噴出しまくってて。前に立って見てるだけで疲れて来るよ。ま、それが楽しくて見に行くんだけど。かみさんも全部絵を見たらグロッキーになってた。



 しっかし、ダリの「記憶の固執」(時計がびろーんってなってる奴)まで来てるとは思わなかった。こんなところで見ることが出来るとは。クレーとかミロが主目的だったんだけど、これは予想外の収穫。あと、コスタビがあれば最高だったんだけど…事件になってからは、美術界を抹殺されたのかな?個人的にはコスタビ好きなんだけどなぁ。復帰して欲しいなぁ。



 一人一人の作品についてはちょっと書きとめたい事もあるので、これからまた日記のネタが無いときちょぼちょぼと書いていきますわ。



モンドリアンとかポロックとか初めて知ってファンになりました。勉強不足?こういう刺激が日常にあるから、東京を離れたく無くなっちゃうんだよなぁ。


Eclectic

あ、東京での仕事決まりました。4月から東京で活動します。よろしゅう。



なんだか、思ったことをつらつらと



長いこと生きてると理屈じゃないものを理解し始めるよね。 何でだかわかんないけど、若いときにやっかんでたものを割と素直に受け入れるよう になるよね。人と人の繋がりしかり。自分や他人の弱さしかり。やっぱ、少しでも楽
に生きられる様に出来てるんだろうかね。精神構造って。





小沢健二が新曲出してたね。えらく久しぶりに。

昔結構好きだったんだけど、今回はどうかな?





 僕はオザケンをそれほど聞いてないし、雑誌の立ち読みとか、レンタルでちょびっ と聴いた曲とか、写真とかでしか知り得ないんだけど、基本的にオザケンの顔は好き
なのでそれだけで共感した気持ちになって言えば



 小沢健二って、天才のスタイル「飄々」を身につけてる人だと思うのね。すごくかっこいいと思う。

 彼は自分の思い通りになる範囲を知り得てるし、その範囲で十分遊べる人だし、守 るとか守られるとか、他人が介在しないと出来ない事にほとんど頼る必要のない人だ
と思うなぁ。自分で自分の満足を作り出せる人であって、すごく粋だと感じるよね。うん、天才だと思う。才能及び、その余裕のある生き方で。羽生とか武豊に通じる感じがする。

 例えば彼女なんかが居たらいたで「君の為に曲を作るよ」とか言って、確かにその彼女の為に真剣に曲を作って歌ったり、守ったりするとは思うし、心のよりどころにはなると思うんだけど、その心の反対側には「居なくなっても、すぐ心のバランスを取りなおせる」「他の女性に愛情意識転換にはそれほど時間がかからない」って言う自信が見え隠れするよね。要するに自分で自分の心のバランスを支えられる、言いかえれば余裕のある人。その辺が粋な部分でさ。オザケンに限って言えば他人の必要性、ってのはそれほど、つうか全く感じないなぁ。「あ、居るの?うん、好きにしてていいよ。」って感じで生きてると思う。そうなんだけど、必要とはしないんだけど、音楽を使って他人に語りかける。その気軽さ。煩わしく無さが、心地いいって言うか。



音楽にしろ文章にしろ、その人の正直な部分は大なり小なり見え隠れしてると思う よ。音楽が一番正直か、っていうとまたちょっと解らないけど。顔写真とかだけでも
結構その人の正体が解る気もするしね。でも、音楽から見えるその人の人間性って、 確かに間違い少ない気がする。不思議と。



  何となくオザケンの曲を聴いて、そう思いました。



 あ、でも新アルバム「Eclectic」はまだ聴いてません。ごめん。



※今日のReelinは友人とのメールのやり取りから抜粋してナマクラしました。ごめん。