自信

自信を無くしているのであります。
 元来「自信のない男はモテない」と信じており、僕はモテたいのでそれ故に自信を無くす事は余り無いのですが、人並みに自信を無くす事もあるのです。ええ、奥さん。
 しかしながら僕の文体は実感がこもり難く、本当に自信を無くしているのかどうなのか余り伝わり難いかと思われます。「君の文章は人を舐めくさっておる」とお叱りを受けることもありますが、こればっかりはもう勘弁してください。文句を言うなら村上龍と町田康に言って下さい。僕の人生ヒネクレさせたのは奴らです。大尊敬してます。
 それはともあれ、齢三十を超えて、ヒキコモリや放蕩を経て多少は社会の中で生きる権利をおこぼれでも頂ける人間になってきたかと思いましたが、どうにもこうにも気が利かない男に成り下がってしまったなぁ、と改めて感じている次第です。
 うーむ、何と言うか、「気が利かない」「気配りができない」と言うのは、自分に対して許しがたい事なのです。
 もちろん、元々あまり気が利かない野郎なのですが、その中でも二十代の頃はもう少し目上の人に気を配り、仲間には愛を持って接していたのではないかと感じます。
 バランスを崩し、自分の行為にギャップを感じるこの頃、少し意気消沈気味です。
 誰に何を言われたわけではないのですが、こういう事って自分で内省したときが一番へこむのですよね。
 まあ良いとします。目の前の仕事に集中して、結果だけは外さないようにします。
 こういうのを自己完結と言います。読んでくださった方を置き去りにしてしまう文章になってしまったのです。これにてまたへこむのであります。ぷしゅう。

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