手と足と頭

Fly
 手を動かして何かをクリエイト・開発・生産することは、これからの時代大きな武器になる。
 いや、武器になる以前に「作れないと駄目」な時代になると思う。
 同時に足を使ってさまざまな人と会う事が更に大事になってくる。
 ソーシャルメディアが発達すればするほど、実際に会うこと、その場所に行くことの重要性は高くなる。
 その上で「頭」。企画力、提案力。能率化や組織化。
 さまざまな発想が、手と足の効果を掛け算で増していく。
 今までは手が使えれば、足が使えれば、頭が使えれば・・・どれかひとつに徹底的に秀でた人であれば、十分に食べていくことができたし、むしろ一点に秀でることを求められていたと思う。
 でも、今、周りを見渡してみると、手が動き、フットワークが軽く、その上でヘッドワークに長けている人でないと、世の中は渡りにくい。
 ただ、求められるレベルは、(食品や医療など人命に関するものを除いて)旧来ほど高くはなくなってきている気がする。
 職人レベルまで求められないにしても、ある程度その三つがバランスよく使える、いわば「ビジネスと営業と開発・生産がとりあえず全部できる人」が望まれていると感じる。
 そう思った理由、その根拠は改めて後ほど。とても長くなりそうだ。
 でも、肌で感じる状態、信頼できる人からの話、白書などから調べた数値、どれを見ても、そう感じるに足るべき時代だと思っている。
 時代はゼネラリスティック・スペシャリストを要求している。
 その時代に対峙して、僕は何をするべきなのだろうか。
 よくわからなくなるので、とりあえずコーヒーでも飲もう。うむ。
 個人的には一芸に秀でたスペシャリストが好きなんだけれどね。とりあえず僕の個人的志向では全くスペシャリストになれる気配はどこにも無いけれど。
 薄暗い廊下で思索する虫のように、静かに考えてしまう夜です。

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