はがき
大学の同窓生からはがきが届いた。
大学一年の頃、ほんの少しの間だけ、同じサークルに居た。彼女はすぐにそのサークルを離れてしまったのだけど、大学時代は同じ学部という事もあり、いろいろとお世話になった。音楽の趣味が合うことからいろんなライブにも一緒に参戦しし、一緒に飲んだくれる夜もあった。
気がつけばなんだかんだと20年来の付き合いになっている。
会うのは、それこそ5年に一回とかそんなレベルなのだが。
でも、Twitterなどで時々やり取りをして、お互いの生活の空気なんかはなんとなく、感じている。
今は、TwitterやFacebookで、なかなかお会いできない方とも「緩いつながり」が保てる時代になってきた。
それはそれで本当に嬉しい、ありがたい事なんだけど、時にふとアナログな葉書、書簡をもらうと、また違った風通しを感じる。
葉書を書いてくれているとき、何を思っていたのか。何を伝えてくれようとしていたのか。行間から感じ取る時間がとても心地良い。デジタルではそぎ落とされた機微も、そこには存在する。
初めてあった頃は、将来の夢を語り合っていた。それがいつの間にか、話題は職場の事、結婚の事、子育ての事、介護の事とフォーカスが年相応に移り変わってきた。お互いに積み重ねたこの二十年という時間、共感は、本当に貴重な財産だと思う。
また、会える日が有ると嬉しい。
今度会える日はいつなのだろうか。